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【徹底解説】経済的自立、早期退職を目指すFIREムーブメントの方法【U35向け】

2020年4月30日

みなさんにとって、"働く"目的は何のためでしょうか。

人によって様々な目的があると思いますが、その目的の一つとして、

豊かなライフスタイル」を手に入れることが挙げられます。

そこには「物質的な豊かさ」と、「時間的な豊かさ」の2つの側面があります。

今回は、最近流行している「FIREムーブメント」という考え方を通して、
この2つの目的についてご紹介します。

FIREムーブメントとは

FIRE」とは、
Financial Independence, Retire Earlyの頭文字をとった言葉です。

この言葉は、
「経済的に独立して早期退職(アーリーリタイア)ライフスタイル」を指します。

FIREムーブメントは、「ミレニアル世代」や「Z世代」で拡がりつつあります。

若くして"経済的に独立"し、"自由な時間を手に入れる"ことを目指す割合が高い。

※ミレニアル世代とは、25~30台くらいの年代の人たちを指します

なぜFIREムーブメントがはやっているのか!?

日本のミレニアル世代にも、「FIREムーブメント」が起きつつあります。

日本のようにある程度、成熟した先進国では、会社でたくさん働いてたくさんの給与をもらうということは少なくなってきました。

そして、人生のクオリティ(Quality of Life)をあげるのは、ある程度の「お金」だけでなく、自由に使える「時間」も必要だということがわかってきた人たちが増えてきています。

この考え方と対照的なのが、ミレニアル世代の親世代である、
いわゆる「バブル世代」の考え方です。

FIREムーブメントの考え方を理解できない親たち

■バブル世代の親たち

高度経済成長期に生まれ、安定成長期に育ち、バブル期に成人しています。
彼らは、育ってきた過程のほとんどが好況期でした。
就職してからも働けば働くほど、会社も労働者も潤う”経験をしています。
不動産をはじめとした資産価格も高騰しました。

これらに伴い、当時のビジネスマンは長時間の残業も惜しまず働き、
高収入を手に入れて、”大きな家”や”高級外車”、”華やかな衣服”や”装飾品の購入”
といった「物質的な豊かさ」を追求する傾向にありました。

そのため、バブル世代には「物質的な豊かさ」に重きを置く価値観を持つ方が多くいるとされています。

FIREムーブメントを盛り上げている若者(ミレニアル世代)

■ミレニアル世代(1981~1996年生まれ)

親世代とは対照的に、子のミレニアル世代は、バブル崩壊前後に生まれています。
経済が低迷していたとされる失われた20年に育ち、
就職活動も決して楽ではなく「就職浪人」がたくさんいます。

さらに、ミレニアル世代は10代のうちからインターネットに触れています。
世界中の「多様な価値観をより身近なもの」として知る機会に恵まれていました。

そのため、ミレニアル世代では、「物質的な豊かさ」を追い求めない考え方が主流
「若者の車離れ」と言われて久しいです。
さらには「断捨離」「ミニマリスト」といった、
身の回りの物を徹底的に減らして身軽に生きるライフスタイルも流行しています。

アメリカ発祥の「FIRE」は、日本のミレニアル世代にも非常に親和性があります。
日本にも、「FIRE」を目指して四畳半の部屋に住み、
生活コストを徹底的に下げ、収入の8割を投資にまわして
貯蓄を増やしている人もいるといいます。

海の近くに住み、毎日好きな時間に好きなだけサーフィンをして過ごしたい。

30代でそんな人生を手に入れるため、日々、節制と貯蓄にいそしむ姿は、とても充実して見えるという方も少なくないのではないでしょうか。

ポイント

彼らは、
 「FIRE」を実現することで、限りある人生を会社のためではなく、
  自身のために使える状態、「時間的な豊かさ」を手に入れたい、と言います。

新型コロナでFIREムーブメントのために副業や投資がさかんに!

新型コロナウイルス(COVID-19)で世界中の人が大きく影響を受けています。

仕事がなくなったり、近い関係の人や著名人が亡くなったりして、
自分の人生が一度きりだと実感する人が多くいらっしゃると思います。

今回は、「物質的な豊かさ」「時間的な豊かさ」の比較で話を進めてきました。
仕事から解放された生活を一概に称賛するつもりはありません。

仕事を通して社会貢献をすることが幸せなのであれば、それが一番でしょう。

転職や副業、株式投資も当たり前の時代となってきました。
どこの組織にも属さないフリーランスとして働く人も増えています。

また彼らも欧米のミレ二アル世代同様に、
”モノ”への依存はなく、自分の個性を大事にしながら”コト”に消費をしていきます。

日本の将来とミレ二アル世代の特徴を踏まえると、
日本でも”FIREムーブメント”の考え方はさらに広がっていくでしょう。

FIREムーブメントの方法は、どうやるのか?

実際にFIREムーブメントとあるが、具体的にはなにをやればいいのでしょうか。

結論から言うと、下記の2つのルールを徹底すること。

徹底的な倹約と貯蓄

家計管理の基本の一つに、自分の生活費を知ることがあります。
自分の支出を知ることで、そこから削減可能な支出を把握し、
改善し貯蓄率を上げていくことができるからです。

家計簿をつけて改善点を見つけ、
それを解決するために行動し貯蓄率を高めていきます

計画的な資産運用

それでは具体的にどれくらいの貯蓄があれば、
アーリーリタイアできるのでしょうか。

実はその金額を算出することはとても簡単で、
「年間支出額の25倍」を用意できればアーリーリタイア(FIRE)は可能です。

年収400万の生活には、1億円が必要 (年間利回り4%で計算)

貯金を取り崩すこちなく、年間の利回りだけで生活したい場合は、だいたい1億円が必要になってきます。

毎月33万円を使うことができるようになるために、1億円を年間で4%運用すると仮定します。

それを4%以上で運用させ続けることができれば、貯金を取り崩すことなく、自由に暮らしていけるという計算です。

FIREムーブメントを加速させたい人向け

上記の2点をしっかり守って、資産運用することができれば、年収にもよりますが30歳頃にはある程度の資産を貯めれるかもしれません。

そこまで待てないと言う方は、自分の余剰資金を増やすしかありません。

会社員をしながら、自分の事業(副業)をもつことで、FIREムーブメントをより早めることができます。

なぜなら、一般的な会社員の年収では、
生活費を切り詰めても元々の稼ぎが多くありません。
そのため投資に回せるお金が少なく、運用する期間も長くなります。

そこで自分の事業(副業)を持つことで、投資に回せる金額を増やして、一気に倍増させることができれば、30歳になる前に仕事をやめることができる可能性が高くなります。

これからはサイドFIREがはやる!?

もし、積み立ててきた「金融資産(株、投資信託など)」の場合、
現在のように世界的な不況に陥っている時、金融資産の価値が大きく下がってしまいます。
そのため、お金が足りなくなって、いずれは再就職せざるを得ない状況になることが想定されます。

先ほど紹介したように自分の事業(副業)をもっていれば、どんな状況に陥っても、柔軟に生活することができると思います。

なので、完全にアーリーリタイアするのもありですが、市場が弱いときのリスクを想定して、自分で事業を持っておくのがベストな形ではないでしょうか。

終わりに

私も「FIREムーブメント」の一貫の活動として、ブログをはじめました。

最終目標が、経済的に自立して、自分のやりたいことを好きな時間にしたいと考えています。

他にも、ブログ開設を教える講師をしたり、動画編集したりなど、仕事にも幅を持たせるようにしています。

今日が一番若い日です。

挑戦するならいまから、挑戦してみましょう。

動けなくなって後悔したくないなら、今から動き始めるのがよいです。

FIREムーブメントに興味のある方は、下記に参考の本のリンク貼っておきますね(^^)

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はる

名古屋在住の27歳。 大手機械メーカーにて営業6年目。 2019年度下期全国No.1達成。 コロナショックにより残業代カット、金融資産が減少。 いまの仕事だけでは”ヤバイ”と思い、ブログ開始。 人生で役立つ情報を発信。 メインは「ライフプラン」「健康」「節約術」の3つです。

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