驚きの方も多いと思いますが、これは事実です。
半年ほど前、麻生太郎さんが「老後2000万円問題」として、毎日ニュースで流れていましたね。
老後資金は”2000万円”ではなく、”1億円”が必要なのです。
慌てないでください。
こちらでは、1億円が必要な理由と、貯める方法を解説していきます。
目次
老後資金とは・・・
多くの会社では60歳で退職が一般的です。
もし60歳で退職して、100年時代とは言わずとも90歳まで生きたとしたらいくらかかるのでしょうか。
厚生労働省が発表しているデータによると、夫婦2人で最低限度の生活をする場合、約27万円の支出が必要になります。
「最低限度の生活」とは、夫婦2人で持ち家、駐車場あり、年に1回の旅行のことです。
老後の支出計算
毎月の出費は以下の通りです。家のローン完済とする。
(※一般的な計算のため、モノによっては大きく変動します)
全て大きい方で計算していくと毎月の支出が27万円になりますね!
決して大ゲサな数字で計算しているわけではない、ということがお分かりいただけたでしょうか。
老後資金は1億円です!
60歳で定年を迎えて、90歳でお亡くなりになるというシミュレーションをします。
いまのところの日本人の寿命は84歳ですが、年々伸びてきてます。
2020年時点での20代は100歳まで生きると言われてます。
この通り、約1億円かかるのです!衝撃的事実ですね...
年金があるから、そこまで必要ないのでは?
結論から言いますと、年金はもらえるかもしれませんが、ほとんど足しにならないと予想されます。
年金制度
この制度は1961年にできました。
過去から現在、未来と見ていくと、下記のような事になります。
ここから分かる通り、年々少子高齢化が進み、若者の年金負担額も増え、
さらに高齢者の年金支給金額も下がってきます。
いまの若者にとってこれほど辛い現実を目の当たりにすることは、辛いですネ。。。
今までのおじいちゃん、おばあちゃん達みたいに、『終身雇用でしっかり真面目に働けば、年金を貰って悠々自適な生活が待っている』というパラダイス時代が終わりつつあるのです。
年金がなくても、退職金があるじゃないか!!!!?
こちらも結論から言うと、これまでのように満額もらえる可能性は低く、かなり少なくなっていきます。
すでにAIや人工知能が入っている業界もあり、これからはさらに一般的な企業にも普及していくことが予測されています。
これにより、長年続いていた企業がどんどん倒産していく可能性があります。
すでに、コロナショックで倒産した有名企業もありますね。
今回の件でも、未来を予測することは困難ということがしみじみわかりました。
そもそも、そんな優れた企業で勤められること自体が、非常に稀なことなんです。
60歳から死ぬまで働けますか?
もし、60歳までに1億円の貯蓄がなければ、働かなければいけません。
簡単に解説していきますね。
60歳以降の再就職をまとめると、
体力はドンドン落ちていく
記憶力も低くなって、生産性が落ちる
上司は、年下でストレス溜まる
体力が必要な現場仕事が多い(例:交通整備員やコンビニ店員、清掃員など)
ぼくは定年を迎えたあとに、このような業種で身体が動かなくなるまで、働きたくないです。
定年後も働きたい人は読まないでください
多くの人は、1億円を貯めることは難しいでしょう。
だから今の時代は、複数の収入源を持つことをおすすめしています。
仕事は大きく分けて3種類
- 『ライスワーク』 → 食べていくための仕事
- 『ライクワーク』 → 大好きなことや趣味に関連した仕事
- 『ライフワーク』 → 人生を豊かにしていく仕事
この中では、ライフワークだけが、人生を豊かにしていく仕事です。
ほかのライスワーク、ライクワークに関しては、人生を大きく変えることは難しいですね。
収入も大きく分けて3種類
- 労働収入 → 読んで字のごとく、働いた時間分の収入
- 成果収入 → 労働時間に関係なく、毎月の結果(能力)相応の収入
- 安定収入 → 権利的な収入で、自分の労働に関係なく入ってくる収入
全ての収入があれば良いですが、人生を安定的に豊かにするのは、安定収入ですね(^^)
仕事をしながら、「ライフワーク」かつ「安定収入」の複業をやっていくのが一番良いかと思います。
株式投資も安定的な配当金がありますが、元値より下がる場合があり、リスクが非常に高いです。
不動産投資に関しても、初期費用が1000万円を超えるため、なかなか手が出せません。
そこでおすすめなのが、
簡単に始められて、すぐにやめられて、初期費用が発生しないビジネスです。
それは、ブログやYoutube、Instagramなどがオススメです。
フォロワー数が1万人以上だと、あなたは周りの人よりも大きな資産価値があると認識されます。
インフルエンサーと認められることで、企業案件や広告費用が出るようになります。
まとめ
定年後には、30年分の生活費を考えると1億円が必要ということが分かりましたね。
それにむけて、年金や退職金などだけでは、貯まらないという現実があります。
そこで、スラッシュキャリアをオススメします。
あわせてFIREムーブメントについても理解しておくと良いかもしれません。
大企業にいるからと言って、定年後の資産があるとないでは、大きく生活が変わります。
いまが人生で一番若いので、たくさんの知識をつけて、たくさん行動・アウトプットしていきましょう!
もっと細かく教えて欲しい内容があれば、お問い合わせから連絡ください。
最後まで読んでいただきありがとうございましたm(__)m