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ファイトケミカルとは -phytochemical-
ファイト＝『植物』、ケミカル＝『化学成分』を表します。
野菜や果物の色素や香り、辛味、苦味などに含まれる機能性成分のことです。
ファイトケミカルは必須栄養素ではないものの、体にとって良い作用をするため、
健康を維持するためにはぜひ摂取したい重要な成分であることが明らかになってきています。
ファイトケミカルを摂ることの健康への効果
ファイトケミカルの最も期待されている健康への効果は、強力な”抗酸化力”です。
ヒトは呼吸の際に酸素を利用します。
取り込まれた酸素の一部は”活性酸素”という、体内の成分と反応しやすい状態になります。
この”活性酸素”は、ヒトの身体にとってあまり良くないことが判明しています。
- タンパク質と反応してその機能を損なったり、
- 脂質を酸化して過酸化脂質を生じさせたり、
- 遺伝子の損傷を引き起こしたり
これらにより、「老化」、「がん」、「動脈硬化」、「生活習慣病」などの原因となります。
そこで”活性酸素による酸化”を防いでくれるのが、ファイトケミカルです(^^)
注目されているファイトケミカル
ファイトケミカルの数はおよそ1万種類くらいあると考えられています。
ファイトケミカルは、大きく分けて6つに分類されています。
1. ポリフェノール
2. 含硫化合物
3. 脂質関連物質
4. 糖関連物質
5. アミノ酸関連物質
6. 香気成分
ファイトケミカルスの働き
抗酸化作用で有名なポリフェノールもこの一種です。
ファイトケミカルには特に色素成分が多いため、
野菜や果物の色で判別したほうが分かりやすく、効率的に摂取できます。
ファイトケミカルの中でも代表的な成分を、色分けにして示します。（下表）
| 色 | ファイトケミカル | 期待される効能 |
| 緑 | クロロフィル
例：ほうれん草、ピーマン |
抗酸化作用
コレステロール値上昇抑制 抗がん作用 |
| 赤・紫 | アントシアニン
例：なす、ブルーベリー |
眼精疲労回復
血圧の安定 |
| リコピン
例：トマト、すいか |
抗酸化作用
血流改善 |
|
| オレンジ、黄 | β-カロテン
例：かぼちゃ、にんじん |
抗酸化作用
抗がん作用 皮膚や粘膜の保護 |
| ゼアキサンチン
例：とうもろこし |
視力低下予防
眼病予防 |
|
| 白 | イソフラボン
例：大豆、ひよこ豆 |
乳がん予防
更年期障害の緩和 骨粗鬆症予防 |
| 硫化アリル
例：玉ねぎ、にんにく |
抗がん作用
免疫力向上 殺菌作用 |
|
| 黒、茶 | クロロゲン酸
例：ヤーコン、じゃがいも |
抗酸化作用
糖尿病予防 コレステロール値上昇抑制 |
| β-グルカン
例：きくらげ なめこ、しめじ |
抗がん作用
コレステロール値上昇抑制 免疫力向上 |
皮や種に多くの「ファイトケミカル」が含まれる
普段、皆さんが捨てている皮や種に多くのファイトケミカルが含まれています。
皮や種は基本的に、硬くて美味しく食べれるものではありません。
簡単に摂取しようとするのであれば、『サプリメント』からの摂取が良いです。
前回の記事でご紹介した”天然濃縮オーガニックサプリメント”です。
→”2020年版” サプリメントの選び方
まとめ
ファイトケミカルについては、７大栄養素とまで言われています。
それくらい、身体にとって必要不可欠な栄養の一つです。
皆さんも取り入れて、いつまでも若々しく健康的な身体にしてみましょう(^^)
私も20台後半なので、たくさんのサプリメントをとっています。
いまでは周りから”３、４年前より若々しくなった”と言われるくらいですww（前はどんだけ老けてたんだ^^;
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笑顔やハッピーは伝染していくものです^^
最後まで読んでいただき、ありがとうございましたm(_ _)m
